ツヤハダゴマダラカミキリにご用心!!

 「ツヤハダゴマダラカミキリ」をご存じですか?

 ツヤハダゴマダラカミキリは、中国を原産とするカミキリムシの一種で、海外では在来の生態系や人間生活に大きな影響を与えていることから「世界の侵略外来種ワースト100」に認定されています。

昨年6月兵庫県の街路樹等で発生が確認され、クビアカツヤカミキリと違い、アキレニ、カツラ、トチなど果樹よりも森林での被害が報告されています。海外ではカエデ科やカバノキ科など多くの樹種を加害することが知られています。

以前にも国内での被害が確認されましたが、根絶に成功しています。

成虫の体長は2.0cm~3.5cm。光沢のある黒色の体色に白色の斑紋がある。

よく似た在来種「ゴマダラカミキリ」は、普段目にするカミキリですので、下記の相違点をご確認ください。

 ツヤハダゴマダラカミキリによる被害情報を収集しておりますので、発見時はお近くの地域振興局森づくり推進課までご一報願います。